オノマトペ日本語一覧を完全攻略!意味・例文・英訳と使い分けを徹底解説
「ぶるぶる震える」「胸がドキドキする」「雨がザーザー降る」など、日本語には音や動き、感情、物の質感を生き生きと伝えるオノマトペが数多くあります。日常会話だけでなく、小説、漫画、広告、ニュース記事、商品紹介などでも使われ、短い言葉で場面の雰囲気や細かなニュアンスを伝えられるのが特徴です。
2026年に日本語を学ぶ人や文章表現を磨きたい人にとって、オノマトペを覚える近道は、意味だけを暗記するのではなく、擬音語と擬態語の違い、自然な例文、英語での言い換えまでまとめて理解することです。ここでは、代表的なオノマトペを一覧にし、使い方の型や五十音順での探し方、辞典の選び方まで整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 基本の違い:擬音語は物の音、擬声語は人や動物の声、擬態語は音のない状態や動き、感情などを表します。
- 覚え方のコツ:「ぶるぶる」「はっと」「どきどき」などを例文とセットで覚えると、場面に応じた使い分けが身につきます。
- 辞典の活用法:日本語NET、Ono.Jepang.org、PhraseNinja、小学館の『日本語オノマトペ辞典』などを目的別に使い分けると効率的です。
【基本を整理】擬音語と擬態語の違いは?オノマトペの見分け方
オノマトペは、音や声をまねたり、動きや状態、感情を感覚的に表したりする言葉の総称です。日本語では、擬音語・擬声語・擬態語などに分けて説明されます。分類の細かさは辞典や研究分野によって異なりますが、まずは「実際の音か、それ以外の様子か」を考えると理解しやすくなります。
擬音語・擬声語・擬態語の違い
擬音語は、物や自然現象から聞こえる音を表す言葉です。「ザーザー」は強い雨の音、「ゴロゴロ」は雷鳴や物が転がる音、「カチッ」はスイッチなどが作動する音を表します。
擬声語は、人や動物などの声を表します。「ワンワン」は犬の鳴き声、「ニャーニャー」は猫の鳴き声、「えーん」は泣き声の表現です。広い意味では擬音語とまとめて扱われることもあります。
擬態語は、実際に音が聞こえるかどうかにかかわらず、物の状態、動き、見た目、感情などを表します。「キラキラ」は光り輝く様子、「ウロウロ」は落ち着かずに歩き回る様子、「イライラ」は不快感や焦りを感じている状態です。
さらに、動作の様子を表す語を「擬動語」、心の状態を表す語を「擬情語」と呼び分ける説明もあります。ただし、日常的な学習では、すべての細分類を暗記する必要はありません。
オノマトペの見分け方は「音があるか」から
たとえば「雷がゴロゴロ鳴る」は実際の音を表すため擬音語です。一方、「休日は家でゴロゴロする」は、家でのんびり過ごす様子を表しており、擬態語として使われています。
「ぶるぶる」も同様です。「機械がぶるぶると音を立てる」なら音に焦点が当たり、「寒くて体がぶるぶる震える」なら身体の状態に焦点が当たります。同じ言葉でも、文脈によって分類や意味の捉え方が変わるのです。
つまり、見分けるときは言葉だけで判断せず、何の音を表しているのか、どのような状態を描写しているのかを確認するのが基本です。

【保存版】オノマトペ日本語一覧!音・動き・状態・感情の意味と例文
ここでは、日常会話や文章で使いやすいオノマトペを、音、動き・状態、感情、質感の4つに分けて紹介します。意味を知るだけでなく、どのような名詞や動詞と一緒に使われるかにも注目してください。
1. 音を表すオノマトペ一覧
- ザーザー:雨などが激しく降る音。「外では雨がザーザー降っている」
- ポツポツ:小さな音や、雨粒などが少しずつ落ちる様子。「雨がポツポツ降り始めた」
- ゴロゴロ:雷鳴や物が転がる音。「遠くで雷がゴロゴロ鳴っている」
- ガタガタ:物が揺れたり、硬い物同士がぶつかったりする音。「窓が風でガタガタ鳴る」
- カチッ:小さく硬い物がかみ合う音。「鍵がカチッとはまった」
- パチパチ:小さく弾ける音や拍手の音。「会場からパチパチと拍手が起こった」
- シトシト:雨が静かに降り続く様子。「朝から雨がシトシト降っている」
- ジュージュー:肉などを焼く音。「フライパンで肉をジュージュー焼く」
- チュンチュン:小鳥のさえずり。「朝、庭でスズメがチュンチュン鳴いている」
- しーん:音がなく、静まり返った状態。「先生が入ってくると、教室がしーんとなった」
雨の表現では、「ザーザー」と「シトシト」の違いが分かりやすい例です。前者は雨量や音の強さが目立ち、後者は静かに降り続く印象を与えます。天気予報や小説などで使う場合も、雨の強さと場面の雰囲気を意識すると、描写が具体的になります。
2. 動きや状態を表すオノマトペ一覧
- テクテク:一定の調子で歩く様子。「駅までテクテク歩いた」
- スタスタ:迷いなく、速めの足取りで歩く様子。「彼はスタスタと先へ進んだ」
- ウロウロ:目的が定まらず歩き回る様子。「道が分からず、駅の周りをウロウロした」
- フラフラ:体が不安定に揺れる様子、または意志が定まらない様子。「疲れてフラフラになった」
- ユラユラ:ゆっくり揺れ続ける様子。「風でカーテンがユラユラ揺れる」
- ヒラヒラ:軽い物が空中で揺れながら動く様子。「花びらがヒラヒラ舞っている」
- ぐっすり:深く眠っている様子。「昨夜はぐっすり眠れた」
- ぼーっと:集中できず、意識がはっきりしない様子。「朝は眠くて、しばらくぼーっとしていた」
- バタバタ:忙しく動き回る様子や、物音が続く様子。「出発前で朝からバタバタしている」
- すくすく:健康的に順調に成長する様子。「子どもがすくすく育っている」
動きのオノマトペは、動詞だけでは伝わりにくい速度や姿勢、動作の雰囲気を補います。「歩く」だけでも意味は通じますが、「テクテク歩く」「スタスタ歩く」「フラフラ歩く」では、歩き方から想像される場面が変わります。
3. 感情を表すオノマトペ一覧
- ドキドキ:緊張、期待、興奮などで胸が高鳴る様子。「面接の直前はドキドキした」
- ワクワク:楽しいことへの期待で心が弾む様子。「旅行の日が近づき、ワクワクしている」
- イライラ:思いどおりにならず、いら立つ状態。「渋滞が続いてイライラした」
- ハラハラ:危険や失敗を心配し、落ち着かない様子。「接戦の試合をハラハラしながら見守った」
- ビクビク:恐れや不安を感じ、おびえている様子。「叱られるのではないかとビクビクしていた」
- モヤモヤ:気持ちや考えが整理できず、すっきりしない状態。「説明を聞いても疑問が残り、モヤモヤしている」
- しょんぼり:失望して元気をなくした様子。「試合に負けてしょんぼりしていた」
- ウキウキ:楽しく、心が弾んでいる様子。「お気に入りの服を着てウキウキ出かけた」
- ホッと:緊張や心配が解けて安心する様子。「無事に到着したと聞いてホッとした」
- はっと:突然気づいたり、驚いたりする様子。「彼の言葉にはっとした」
「ドキドキ」は必ずしも不安を意味するわけではありません。好きな人に会う前の期待にも、試験前の緊張にも使えます。一方、「ビクビク」は恐れや不安が前面に出る表現です。感情のオノマトペを選ぶ際は、感情の種類だけでなく、強さや原因まで考えると使い分けやすくなります。
4. 見た目・手触り・食感を表すオノマトペ一覧
- キラキラ:光が輝く様子。「夜空の星がキラキラ光っている」
- ピカピカ:磨かれて光る様子、新品のように輝く様子。「靴をピカピカに磨いた」
- サラサラ:滑らかで、べたつきの少ない状態。「髪がサラサラしている」
- ベタベタ:粘りつく様子や、まとわりつく感触。「暑くて肌がベタベタする」
- フワフワ:軽く柔らかい様子。「フワフワの毛布にくるまる」
- モチモチ:弾力があり、柔らかい食感。「このパンはモチモチしている」
- カリカリ:硬く、歯ごたえのある食感。「表面がカリカリに焼けている」
- トロトロ:液体のように滑らかで、とろみがある様子。「ソースがトロトロになるまで煮込む」
- ゴツゴツ:表面に凹凸が多く、硬そうな様子。「ゴツゴツした岩が並んでいる」
- ボロボロ:傷みや崩れが目立つ状態。「長く使った靴がボロボロになった」
食品や美容、ファッションの説明では、こうした言葉が商品の特徴を伝える役割を果たします。「柔らかい」より「フワフワ」、「弾力がある」より「モチモチ」と表現することで、読者が触感や食感を具体的に想像しやすくなります。
【比較表】代表的なオノマトペの意味・例文・英語表現
ここでは、検索されやすい代表語を中心に、意味、自然な例文、英語での言い換えを一覧にしました。英語表現は文脈によって変わるため、単語同士を機械的に対応させるのではなく、例文全体の意味を確認することが大切です。
| 分類 | オノマトペ | 意味・ニュアンス | 日本語の例文 | 英語表現の例 |
|---|---|---|---|---|
| 音 | ザーザー | 強い雨などの音 | 雨がザーザー降っている。 | pouring heavily |
| 音 | ゴロゴロ | 雷鳴、転がる音 | 雷がゴロゴロ鳴っている。 | rumble, rumbling |
| 音 | パチパチ | 拍手や小さく弾ける音 | みんながパチパチと拍手した。 | clap, crackle |
| 状態 | ぶるぶる | 細かく震える様子 | 寒くて体がぶるぶる震えた。 | shiver, tremble |
| 状態 | ガタガタ | 大きく揺れる様子や音 | 風で窓がガタガタ鳴る。 | rattle, shake |
| 状態 | ぐっすり | 深く眠る様子 | 赤ちゃんがぐっすり眠っている。 | sleep soundly |
| 動き | テクテク | 一定の調子で歩く様子 | 公園までテクテク歩いた。 | walk at a steady pace |
| 動き | ウロウロ | 目的が定まらず歩き回る様子 | 店内をウロウロ探し回った。 | wander around |
| 動き | ヒラヒラ | 軽い物が揺れながら動く様子 | 紙が風でヒラヒラ舞った。 | flutter |
| 感情 | ドキドキ | 緊張や期待で胸が高鳴る状態 | 発表の前はドキドキした。 | one's heart pounds |
| 感情 | ワクワク | 楽しい期待で心が弾む状態 | 旅行を楽しみにワクワクしている。 | feel excited |
| 感情 | イライラ | いら立ちや不快感 | 待ち時間が長くてイライラした。 | feel irritated |
| 感情 | ハラハラ | 心配で落ち着かない状態 | 試合の展開にハラハラした。 | feel anxious, be on edge |
| 感情 | はっと | 突然気づく、驚く様子 | その一言にはっとした。 | be suddenly struck by, realize suddenly |
| 感情 | ホッと | 緊張が解けて安心する状態 | 合格を知ってホッとした。 | feel relieved |
| 見た目 | キラキラ | 光り輝く様子 | 水面がキラキラ光っている。 | sparkle, glitter |
| 手触り | サラサラ | 滑らかでべたつかない状態 | この生地はサラサラしている。 | smooth, silky |
| 手触り | フワフワ | 軽く柔らかい状態 | フワフワの枕を使っている。 | fluffy, soft |
| 食感 | モチモチ | 弾力があり、柔らかい食感 | この餅はモチモチしている。 | chewy, springy |
| 食感 | カリカリ | 硬く、歯ごたえのある状態 | 皮をカリカリに焼いた。 | crispy, crunchy |
五十音順で探したいときのオノマトペ一覧
辞書や学習サイトで言葉を探すなら、五十音順の一覧が便利です。以下は代表例を抜き出した簡易リストです。網羅的な辞典ではなく、日常で使いやすい語を中心にしています。
- あ行:あっさり、イライラ、ウキウキ、うとうと、うろうろ、おどおど
- か行:ガタガタ、カリカリ、キラキラ、ぐっすり、クタクタ、ゴロゴロ
- さ行:ザーザー、サラサラ、シトシト、すっきり、すやすや、そわそわ
- た行:タラタラ、テクテク、ドキドキ、トロトロ、どんより
- な行:ニコニコ、ニヤニヤ、ヌルヌル、ネバネバ、ノロノロ
- は行:ハラハラ、バタバタ、ピカピカ、ビクビク、ぶるぶる、フワフワ、ボロボロ
- ま行:ムカムカ、ムズムズ、もぐもぐ、モヤモヤ、モチモチ
- や行:ユラユラ、ヨロヨロ
- ら行:リンリン、ルンルン
- わ行:ワイワイ、ワクワク
表記にはひらがなとカタカナの両方が使われます。たとえば「ぶるぶる」と「ブルブル」は同じ表現を指すことが多く、表記だけで別の言葉と判断する必要はありません。ただし、辞典や検索サービスによって見出し語の表記は異なるため、見つからない場合は両方を試すとよいでしょう。

【実践編】オノマトペの使い方と自然な日本語例文
オノマトペは、意味を知っているだけでは自然に使えるとは限りません。日本語では、特定の動詞や助詞と結びつく使い方が定着している語も多いため、よく使われる型ごと覚えるのが効果的です。
使い方の型1:オノマトペ+する
感情や身体感覚を表す語では、「ドキドキする」「イライラする」「ワクワクする」のように「する」と組み合わせます。
- 大勢の前で話すので、少しドキドキする。
- 結果が分からず、ずっとハラハラしていた。
- 予定が決まらず、気持ちがモヤモヤする。
この型は会話で使いやすく、感情の変化を簡潔に伝えられます。「ドキドキだ」と言うより「ドキドキする」のほうが、動作や心身の反応として自然に表現できる場面が多くあります。
使い方の型2:オノマトペ+動詞
音や動作を描写するときは、オノマトペを動詞の前に置きます。「ザーザー降る」「テクテク歩く」「ヒラヒラ舞う」などが代表例です。
- 雨がザーザー降っているので、傘を持って出かけた。
- 子どもが公園までテクテク歩いていった。
- 窓から入った風で、カーテンがユラユラ揺れている。
この使い方では、動詞だけでは分からない動きの質が伝わります。「歩く」という事実に、速度やリズム、気持ちまで加えられるのがオノマトペの強みです。
使い方の型3:オノマトペ+と/に/した
「と」「に」「した」などを使う型もよく登場します。「ドアがバタンと閉まる」「部屋がしーんとなる」「髪がサラサラしている」のように、文の役割に応じて形を変えます。
- 玄関のドアがバタンと閉まった。
- 知らせを聞いた瞬間、はっとした。
- シャワーを浴びて、気分がさっぱりした。
「はっと」は瞬間的な気づきや驚きを表し、「はっとする」「はっと気づく」などの形で使われます。「ぶるぶる」は「ぶるぶる震える」、「ぐっすり」は「ぐっすり眠る」というように、自然な組み合わせを丸ごと覚えるのがポイントです。
似た言葉の違いは、動きの強さと感情の方向で判断する
オノマトペには意味が近い言葉が数多くあります。たとえば「ウキウキ」と「ワクワク」は、どちらも楽しい気持ちに使えますが、「ウキウキ」は心が弾んで浮き立つ感じ、「ワクワク」はこれから起こることへの期待を表しやすい語です。
「ハラハラ」と「ビクビク」も似ているようで、前者は出来事の成り行きへの心配や緊張、後者は恐怖や不安でおびえる状態に重点があります。「フラフラ」は体の不安定さや意志の弱さ、「ウロウロ」は場所を落ち着かずに動き回る様子を表すため、置き換えると意味が変わることがあります。
迷ったときは、辞書の意味だけでなく、主語、動詞、前後の文脈を確認してください。実際の用例を比較すると、単語単体では分かりにくいニュアンスがつかめます。
【英語学習にも】オノマトペの英訳・英語表現はどう選ぶ?
日本語のオノマトペは英語にも存在しますが、すべての言葉が一対一で対応するわけではありません。日本語の「ドキドキ」は、状況によって「one's heart pounds」「feel nervous」「feel excited」などに言い換えられます。「ワクワク」も「be excited」「look forward to」など、文脈に合った表現を選ぶ必要があります。
音をまねる言葉は英語の擬音語に置き換えやすい
「バン」「カチッ」「ザーザー」など、具体的な音を表す語は、英語の擬音語や音を説明する語に置き換えやすい傾向があります。たとえば、ドアが「バタン」と閉まるなら「slam」、雨が「ザーザー」降るなら「pour heavily」などが候補になります。
ただし、英語では必ずしも擬音語を使うとは限りません。日本語の「雨がザーザー降る」は、英語では「It's pouring」だけでも自然に伝わります。音を再現することより、場面を正確に表すことを優先しましょう。
感情や状態は、英語の動詞・形容詞で表す
「イライラする」は「feel irritated」、「ホッとする」は「feel relieved」、「ぐっすり眠る」は「sleep soundly」などと表現できます。日本語では同じような繰り返しの形でも、英語では動詞や形容詞、副詞など、異なる品詞になることがあります。
「サラサラ」も、髪なら「silky」、粉や砂のような物なら「fine and dry」、液体の流れなら「flow smoothly」など、対象によって訳し方が変わります。単語だけで英訳を決めると、意味が不自然になることがあるため注意が必要です。
英訳を覚えるときの3つの手順
- 第一段階:オノマトペが表す対象を確認する。音なのか、動作なのか、感情なのかを整理します。
- 第二段階:日本語の例文を作る。「面接の前はドキドキする」のように、具体的な場面に落とし込みます。
- 第三段階:文全体を自然な英語に言い換える。「I feel nervous before an interview.」のように、状況に合った表現を選びます。
英語学習では、直訳と自然な訳を分けて考えることが大切です。日本語のオノマトペを英単語一つに対応させるより、例文単位で覚えるほうが、会話や翻訳で応用しやすくなります。

【辞典・学習サイト比較】オノマトペ一覧を効率よく調べる方法
オノマトペは種類が多く、同じ言葉でも複数の意味を持つことがあります。手軽に意味を確認したい場合と、類義語の違いまで詳しく調べたい場合では、向いている辞典や学習サイトが異なります。
日本語NETのオノマトペまとめ
日本語NETの「オノマトペまとめ」は、五十音順の一覧に加え、食べ物、音、声、気持ち、状態などのカテゴリーから語を探せる学習向けの資料です。個別の記事では「クタクタ」「ゴシゴシ」「さっぱり」などの意味や例文も確認できます。
まず基本語を覚えたい人や、日本語教育の教材を探している人、五十音順に語彙を増やしたい人に向いています。短時間で多くの語を確認する用途に便利です。
Ono.Jepang.orgの日本語オノマトペ総合辞典
Ono.Jepang.orgは、音、動き、状態、見た目、気持ちなどの切り口から日本語のオノマトペを調べられる総合リファレンスです。意味だけでなく、使い方の型や例文、ニュアンスを確認できる構成になっています。
単語の意味を知るだけでなく、「どのような場面で使うのか」「似た語と何が違うのか」を理解したい人に適しています。学習中に迷った語を調べ、例文とともに整理する使い方がおすすめです。
PhraseNinjaの英訳・例文付き一覧
PhraseNinjaの日本語オノマトペ一覧は、英訳やローマ字表記、例文を確認できる学習資料です。公開されている一覧には「ドキドキ」「ワクワク」「イライラ」「キラキラ」「ゴロゴロ」などが掲載され、それぞれの英語での表現や使用例を比較できます。
日本語を英語に訳したい人、日本語学習者に意味を説明したい人、似た表現を日英両方で整理したい人に向いています。ただし、英訳は文脈によって変わるため、例文と合わせて読むことが欠かせません。
小学館『日本語オノマトペ辞典』は詳しく調べたい人向け
本格的な参考資料として知られるのが、小野正弘編、小学館刊の『日本語オノマトペ辞典 擬音語・擬態語4500』です。小学館の辞書紹介や国立国会図書館サーチの書誌情報によると、2007年10月26日に刊行され、約4,500語を収録した大規模な辞典です。国立国会図書館サーチでは見出し語数を4,564語とし、五十音順の本編に加え、意味分類別索引や漢語・鳴き声のオノマトペに関する付録などを紹介しています。
この辞典の強みは、単語の意味を並べるだけでなく、豊富な用例や類義表現の違い、語形の似た言葉の使い分けを調べられることです。日常的な語彙学習だけでなく、文章を書く仕事、日本語教育、言葉の研究などにも役立ちます。
また、オノマトペを感覚的に比較したい場合は、『くらべてわかるオノマトペ』などの比較型教材も選択肢になります。学習目的に応じて、一覧型のサイトと詳しい辞典、比較を重視した教材を使い分けるとよいでしょう。
目的別に選ぶなら、この基準で判断する
- まず50語程度を覚えたい:日本語NETの五十音順一覧やカテゴリー別一覧から始める。
- 意味と使い方の型を理解したい:Ono.Jepang.orgで用法やニュアンスを確認する。
- 英語での説明も身につけたい:PhraseNinjaで英訳と例文を対照する。
- 類義語や細かな意味まで調べたい:小学館の『日本語オノマトペ辞典』など、用例の豊富な辞典を参照する。
- 子どもや初級学習者に教えたい:一覧だけでなく、写真や動作、短い例文と組み合わせて学ぶ。
なお、オンラインの一覧は掲載語やカテゴリーの構成がサービスによって異なります。特定の語が見つからない場合は、五十音順と意味別の両方から探し、複数の用例を比べてみてください。
【オノマトペ日本語一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:日本語のオノマトペは全部で何語ありますか?
A1:数え方や収録基準によって異なります。小学館の『日本語オノマトペ辞典 擬音語・擬態語4500』は約4,500語を収録し、国立国会図書館サーチでは見出し語数を4,564語としています。日常会話で使う語だけを覚えるなら、まずは基本的な表現から始めると効率的です。
Q2:擬音語と擬態語はどう違いますか?
A2:擬音語は「ザーザー」「カチッ」のように、物や自然現象から聞こえる音を表します。擬態語は「キラキラ」「ウロウロ」のように、音の有無にかかわらず状態や動きを表します。人や動物の声を表す「ワンワン」などは、擬声語と呼ばれます。
Q3:「ぶるぶる」と「はっと」はどのように使いますか?
A3:「ぶるぶる」は、寒さや恐怖などで体が細かく震える様子を表し、「寒くて体がぶるぶる震えた」のように使います。「はっと」は突然の気づきや驚きを表し、「その一言にはっとした」「はっと気づいた」のように使います。前者は震える状態、後者は瞬間的な反応を表す点が異なります。
Q4:オノマトペは五十音順で覚えるのがよいですか?
A4:五十音順は辞書で探すときに便利ですが、意味や場面ごとに覚える方法も効果的です。「ドキドキ・ワクワク・ハラハラ」のように感情でまとめたり、「ザーザー・シトシト」のように似た表現を比較したりすると、ニュアンスの違いを理解しやすくなります。
Q5:日本語のオノマトペは英語に直訳できますか?
A5:必ずしも直訳できるわけではありません。「ドキドキ」は状況に応じて「one's heart pounds」「feel nervous」「feel excited」などと表現します。「ぐっすり」は「sleep soundly」、「ホッとする」は「feel relieved」が候補です。日本語の例文全体を英語に置き換えると、より自然な表現を選べます。
Q6:オノマトペを調べるのにおすすめの辞典やサイトはありますか?
A6:手軽な一覧なら日本語NET、使い方やニュアンスの確認ならOno.Jepang.org、英訳と例文の比較ならPhraseNinjaが候補です。多くの語を収録した本格的な資料としては、小学館の『日本語オノマトペ辞典 擬音語・擬態語4500』があります。目的に合わせて使い分けてください。
まとめ:オノマトペは意味・例文・ニュアンスをセットで覚える
オノマトペは、音をまねるだけの言葉ではありません。動き、状態、感情、見た目、手触り、食感まで、さまざまな感覚を短い表現で伝える日本語の語彙です。擬音語・擬声語・擬態語の基本を理解すると、言葉の役割を整理しやすくなります。
覚えるときは、「ぶるぶる震える」「はっと気づく」「ドキドキする」「サラサラした髪」のように、自然な組み合わせを例文ごと身につけるのが近道です。さらに、似た表現の違いを比較し、必要に応じて英訳も確認すると、会話や文章で使える語彙が増えていきます。
【プロの結論】オノマトペを正しく使い分ける鍵は、言葉の意味を暗記することだけではなく、何を描写したいのかを具体的に捉えることです。音の強さ、動きの速さ、感情の方向、触れたときの感覚を意識すれば、表現の選び方が明確になります。まずは日常でよく使う20〜30語を例文とともに覚え、五十音順の一覧や専門辞典で少しずつ語彙を広げていくとよいでしょう。 (出典: オノマトペ 日本 語 一覧(Yahoo!ニュース))