顔の大きさ平均は何cm?男女別データと正しい測り方・小顔基準を2026年版で徹底解説
「自分の顔は平均より大きい?」「日本人女性の顔の縦幅や横幅は何cm?」「小顔と呼ばれるのは、どのくらいのサイズから?」。顔の大きさは、髪型や写真写り、全身のバランスにも関わるため、実際の数値を知りたいと考える人は少なくありません。
2026年現在、顔の大きさ平均を調べる際に広く参照されているのが、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)の「日本人頭部寸法データベース2001」です。一般的な目安は女性が縦約21.8cm・横約13.8cm、男性が縦約23.2cm・横約14.5cm。ただし、縦幅が頭頂部からあご先までなのか、生え際からあご先までなのかによって、数値の意味は変わります。平均値だけで小顔かどうかを決めることもできません。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 男女別の平均:一般的な参考値は女性が縦21.8cm・横13.8cm、男性が縦23.2cm・横14.5cm。
- 数値の見方:産総研のデータは2001年に計測された頭部寸法が基礎。2026年に新たに調査された平均値ではなく、測定部位の違いにも注意が必要。
- 小顔の判断:実寸だけでなく、身長との比率、骨格、顔のパーツ配置、髪型、写真の撮影条件も含めて考えることが大切。
【2026年最新】顔の大きさ平均は何cm?女性・男性の目安を紹介
まず、日本人女性と男性の顔の大きさ平均として広く紹介されている数値を確認しましょう。以下は、産総研の「日本人頭部寸法データベース2001」を参考にした一般的な目安です。
- 日本人女性:縦約21.8cm・横約13.8cm
- 日本人男性:縦約23.2cm・横約14.5cm
数値上は、男性のほうが女性より縦幅で約1.4cm、横幅で約0.7cm大きい計算です。ただし、これは男女の集団平均を比較した結果であり、個人の顔の大きさを性別だけで判断できるという意味ではありません。
また、ここでいう縦幅と横幅は、測定部位を区別して理解する必要があります。縦約21.8cm・23.2cmという数値は、頭頂部からあご先までの「全頭高」に対応する目安です。一方、横約13.8cm・14.5cmは、左右の頬骨付近の幅を指す「頬弓幅」に対応する数値として紹介されています。
つまり、鏡で見える額の生え際からあご先までを測った長さや、頭部の最も広い部分を測った幅と、これらの数値は必ずしも一致しません。比較するときは、測定する場所をそろえることが前提です。

【平均値が違うのはなぜ?】産総研のデータと顔のサイズ比較で押さえたいポイント
顔の大きさ平均を調べると、女性の縦幅が約19.1cmとする資料や、横幅を約14.0cmとする資料など、異なる数字が見つかります。これは、必ずしもどちらかの数字が間違っているからではありません。そもそも、何を「顔の大きさ」と定義しているかが違う可能性があります。
産総研の「日本人頭部寸法データベース2001」は、人体に適合する工業製品などの設計に利用する目的で作成されたデータベースです。公式資料によると、青年層の計測は2001年11〜12月に行われ、18〜34歳の男性56人、女性61人が対象になっています。対象者の平均年齢は男性26.1歳、女性25.8歳です。
このデータベースは美容上の「小顔」を判定するために作られたものではありません。産総研の公開データに関するFAQでも、掲載済みのデータベースより新しい計測データはないと案内されています。そのため、2026年に「最新」と紹介されている記事でも、元となる平均値が2001年の計測に基づいている場合があります。
代表的な数値と、比較する際に確認したいポイントを整理すると次のとおりです。
| 項目 | 女性の目安 | 男性の目安 | 数値を読む際の注意点 |
|---|---|---|---|
| 縦幅・全頭高 | 約21.8cm | 約23.2cm | 頭頂部からあご先までの長さ。生え際から測る顔の長さとは異なる。 |
| 横幅・頬弓幅 | 約13.8cm | 約14.5cm | 頬骨付近の幅。頭部全体の最大幅とは区別する。 |
| 青年層の計測人数 | 61人 | 56人 | 全国民全員を調査した数値ではなく、対象者の平均値。 |
| 計測時期 | 2001年 | 2001年 | 2026年に実施された新規調査の結果ではない。 |
特に混同しやすいのが、「頭幅」と「頬弓幅」の違いです。産総研のデータベースでは、頭幅と頬弓幅は別々の計測項目として扱われています。頭部全体の横幅を測った数値と、頬骨付近の横幅を測った数値を同じものとして比較すると、平均値に差が生じます。
また、縦幅についても、頭頂部からあご先までを測るのか、髪の生え際からあご先までを測るのかで結果が変わります。髪の生え際は人によって位置が異なるため、頭頂部から測る数値より短くなるのが一般的です。
平均値を比較するときは、数字だけでなく、測定部位・対象年齢・計測人数・計測年を確認してください。これが、異なる資料の数字に振り回されないための基本です。
【自宅でできる】顔の大きさの正しい測り方とメジャーを使う手順
自分の顔の大きさを知るには、測定する場所を決め、同じ条件で何度か測ることが大切です。柔らかいメジャーは顔の曲面に沿った長さを測るのに向いていますが、頬骨間の直線的な幅を測る用途には注意が必要です。
1.顔の縦幅を測る
まず、測りたい縦幅を決めます。産総研の全頭高に近い数値を把握するなら、頭頂部の最も高い位置からあご先までを測ります。美容記事などでよく使われる生え際からあご先までの長さを知りたい場合は、その位置を別の項目として記録しましょう。
- 髪を整え、頭頂部や額の生え際が確認できる状態にする。
- 背筋を伸ばし、顔を正面に向ける。あごを上げたり引きすぎたりしない。
- 補助者に定規や測定器具を使って、頭頂部からあご先までの垂直方向の長さを測ってもらう。
- 生え際から測る場合は、測定開始位置を変更し、別の数値として記録する。
一人で測る場合は、壁に背を向けて立ち、頭頂部とあご先の高さをそれぞれ確認する方法もあります。ただし、姿勢や印を付ける位置によって誤差が出るため、厳密な計測には向きません。
2.顔の横幅を測る
顔の横幅を測るときは、左右の頬骨付近で最も外側に張り出している位置を探します。ここで知りたいのが頬弓幅なのか、頭部全体の幅なのかによって、測定する場所を変える必要があります。
- 正面を向き、左右の頬骨の最も広い位置を確認する。
- その位置に合わせて、左右から垂直なカードや定規などを当てる。
- 顔を強く押さず、左右の器具の間隔を測る。
- 3回程度測定し、数値が大きく違う場合は位置を確認して測り直す。
柔らかいメジャーを頬に沿わせると、顔の表面の曲線を含んだ長さになりやすく、左右の幅を直線的に測った数値とは異なります。メジャーを使う場合は、何を測っているのかを明確にしておきましょう。
3.測定結果を比較するときの注意点
測定したら、縦幅と横幅を別々に記録します。たとえば、生え際からあご先までの長さと頬骨間の幅を測った場合は、その数値を同じ測定方法による参考値と比較してください。生え際から測った数値を、頭頂部から測った全頭高の平均値と直接比較するのは適切ではありません。
さらに、毎回同じ姿勢・同じ測定位置で測ることも大切です。数ミリ程度の違いに過度な意味を持たせるより、測定条件をそろえたうえで、自分の顔の形や全身とのバランスを確認するほうが実用的です。
【小顔の基準と見分け方】平均より小さければ小顔なのか?
顔の大きさ平均を知ったあとに気になるのが、「何cm以下なら小顔なのか」という点です。美容関連の記事では、女性の縦幅20cm以下・横幅13cm以下などを目安として紹介する例があります。また、縦18cm・横12cm程度を、さらに小さいサイズの目安として挙げる資料もあります。
ただし、これらは統一された医学的基準や、公的な小顔認定基準ではありません。測定部位が違えば数値も変わるため、数字だけを見て「小顔」「大顔」と断定することはできません。
小顔かどうかを考える際は、次の3つの視点を分けてみると整理しやすくなります。
- 実寸:頭頂部からあご先までの長さや、頬骨付近の幅がどの程度なのか。
- 身体との比率:身長や肩幅に対して、顔がどのくらいの大きさに見えるのか。
- 顔全体のバランス:額・頬・あごの形、目鼻口の配置、輪郭の見え方がどう調和しているのか。
よく知られる「顔の大きさは身長の7分の1程度」という考え方も、全身のバランスを考えるための大まかな目安です。身長160cmなら7分の1は約22.9cmになりますが、頭頂部からあご先までの長さと、生え際からあご先までの長さを混同すると、比較結果が変わってしまいます。
また、平均値より小さいから必ず小顔に見えるわけでもありません。頬骨やあごの形、顔の縦横比、髪型などによって印象は変わります。逆に、実寸が平均に近くても、身長や肩幅とのバランスによって顔が小さく見える人もいます。
小顔の基準を知りたい場合は、まず測定方法を統一し、次に全身とのバランスを確認すること。この順番で考えると、数値を必要以上に気にせず、自分の特徴を把握しやすくなります。
【顔が大きく見える理由】身長・骨格・髪型・写真写りの影響
実際の顔のサイズが平均的でも、「写真では顔が大きく見える」と感じることがあります。その原因は骨格だけではありません。身長との比率、輪郭、髪型、むくみ、撮影距離など、複数の要素が関係しています。
身長や肩幅とのバランス
同じ縦幅の顔でも、身長が高い人と低い人では、全身写真に写ったときの印象が変わります。肩幅や首の長さ、胴体との比率も影響するため、顔の実寸だけで全身のバランスを評価することはできません。
骨格や輪郭の形
頬骨が横に張っている、あごの角が目立つ、エラの部分が広いなど、輪郭の特徴によって顔の横幅が強調されることがあります。面長や丸顔といった顔型の違いも、縦横の印象に関係します。
また、咬筋と呼ばれるあご周辺の筋肉の発達や、皮下脂肪のつき方によって、輪郭が大きく見える場合もあります。これらは骨そのものの大きさとは異なる要素です。
むくみや髪型による見え方
顔のむくみがあると、頬やあご周辺が普段よりふっくら見えることがあります。睡眠不足、塩分の多い食事、体調などによって見え方が変化する場合もあります。
髪型も印象を左右します。サイドの髪にボリュームがあると横幅が強調されることがある一方、顔周りの髪を適度に調整することで輪郭がすっきり見える場合もあります。前髪や分け目、後頭部のボリュームまで含めて考えると、自分に合ったスタイルを探しやすくなります。
スマートフォンのカメラによる歪み
顔の大きさを気にするきっかけとして、スマートフォンの自撮り写真を挙げる人もいます。カメラに顔を近づけて撮ると、近い部分が相対的に大きく写り、鼻や頬、あごなどの見え方が変わることがあります。
顔の大きさを比較するなら、近距離の自撮りだけで判断せず、カメラを顔の高さに合わせ、距離や角度をそろえて撮影しましょう。広角レンズによる遠近感の影響や、顔の向き、照明の当たり方も考慮する必要があります。
つまり、「顔が大きく見える」という感覚と、実際の頭部寸法は別の問題です。実寸を測ることと、写真や鏡での印象を確認することを分けて考えるのがポイントです。

【顔の大きさを測るアプリ・顔バランス診断サイト】小顔マッサージや表情筋トレーニングの実際
定規やメジャーを使う方法に加え、顔の大きさを測るアプリや、顔バランス診断サイトを利用する方法もあります。スマートフォンのカメラで撮影した顔の輪郭や特徴点を分析し、縦横比や左右差などを表示するツールもあります。
顔のサイズ測定アプリを選ぶポイント
顔の大きさを推定するアプリでは、顔の長さ・幅を測定するタイプと、目・鼻・口などの位置関係を分析するタイプを区別しましょう。前者は実寸の推定、後者は顔のバランスを把握するための参考として使えます。
- 撮影条件:顔の角度、カメラとの距離、照明などの条件をそろえられるか。
- 実寸の測定方法:基準となるカードなどを利用する場合、顔と基準物が同じ奥行きにあるか。
- 判定の意味:アプリが表示するスコアは、独自の計算方法による推定値ではないか。
- プライバシー:顔写真を端末内で処理するのか、外部サーバーに送信するのか、保存や二次利用の条件はどうなっているか。
特に注意したいのは、顔バランス診断サイトが示す「黄金比」や「小顔スコア」です。これらは設定された基準や画像解析の結果であり、医学的に認められた美しさの判定基準ではありません。撮影角度や顔の向きによって結果が変わることもあります。
実寸を知りたいなら定規やメジャーによる測定を基本にし、アプリは顔の比率や写真写りを確認する補助として使うとよいでしょう。顔写真は個人を識別し得る情報なので、利用規約やプライバシーポリシーも確認してください。
小顔マッサージで顔そのものは小さくなる?
小顔マッサージは、顔のむくみが気になるときのセルフケアとして紹介されることがあります。やさしく触れるケアによって、一時的にすっきりした印象になる可能性はありますが、頭蓋骨や頬骨の大きさを変えられるわけではありません。
美容医療機関の解説でも、マッサージによる骨格そのものへの働きかけについては、医学的な根拠が明確ではないと指摘されています。強く揉む、皮膚を引っ張る、痛みを我慢して圧をかけるといった方法は避けましょう。摩擦や刺激によって肌に負担がかかる可能性があります。
表情筋トレーニングで期待できること
表情筋を動かすトレーニングは、顔の筋肉を意識して動かす練習にはなります。しかし、顔の骨格や頭部の寸法を小さくする方法として確立されているわけではありません。
顔のサイズを変えたいという理由だけで、過度なトレーニングや強いマッサージを続ける必要はありません。むくみが長く続く場合や、急な腫れ、痛み、左右差の変化などがある場合は、セルフケアだけで対応せず医療機関に相談してください。
小顔ケアを始めるなら、まず自分が気にしているのは骨格なのか、むくみなのか、写真写りなのかを整理することが大切です。原因によって適した対応は異なります。
【顔の大きさ平均】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:日本人女性の顔の縦幅・横幅の平均は何cmですか?
A1:一般的な参考値は縦約21.8cm・横約13.8cmです。ただし、縦幅は頭頂部からあご先までの全頭高、横幅は頬骨付近の幅を指す数値として理解する必要があります。生え際からあご先までの長さや、頭部全体の最大幅とは異なるため、測定部位を確認しましょう。
Q2:男性の顔の大きさ平均は女性よりどれくらい大きいですか?
A2:一般的な目安では、男性は縦約23.2cm・横約14.5cm、女性は縦約21.8cm・横約13.8cmです。平均値の差は縦約1.4cm、横約0.7cmですが、個人差があるため、すべての男性がすべての女性より顔が大きいという意味ではありません。
Q3:顔の縦幅が20cm以下なら小顔ですか?
A3:美容記事では20cm以下などを小顔の目安として紹介することがありますが、公的に統一された判定基準ではありません。頭頂部から測ったのか、生え際から測ったのかによっても数値が変わります。身長との比率や顔の輪郭、全身のバランスも含めて判断することが大切です。
まとめ:顔の大きさ平均は目安として使い、自分に合う判断基準を持とう
2026年現在、顔の大きさ平均を調べる際に参考になる代表的な数値は、女性が縦約21.8cm・横約13.8cm、男性が縦約23.2cm・横約14.5cmです。これらは産総研の「日本人頭部寸法データベース2001」を基礎とする一般的な目安であり、2026年に実施された最新調査の結果ではありません。
また、顔の縦幅には頭頂部からあご先までの全頭高と、生え際からあご先までの長さがあり、横幅にも頬弓幅と頭幅があります。測定する位置が違えば数字も変わるため、異なる資料の平均値をそのまま比べないことが重要です。
小顔かどうかを判断するときも、平均より何cm小さいかだけに注目する必要はありません。身長、骨格、顔のパーツ配置、髪型、むくみ、写真の撮影条件などを分けて考えることで、実寸と見た目の違いが整理できます。
まずは同じ測定方法で自分のサイズを確認し、その数値を客観的な参考情報として活用しましょう。平均値は自分を評価するための絶対的な基準ではなく、顔の特徴を理解し、髪型や写真の撮り方、日々のケアを考えるための出発点です。 (出典: 顔 の 大き さ 平均(Yahoo!ニュース))